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【所在地】
東京都世田谷区砧
6−38−1
小田急線 祖師ケ谷大蔵駅 徒歩1分/駐車場2台完備
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よくある質問
小児歯科に関するご質問
- 生え変わりの時期とは、いつでしょうか?
- 「子供の歯っていつ生え変わるんだろう・・・」このようなお母さんが多いと思います。
簡単な目安としては、まず離乳食が進みそろそろ断乳という時期(9ヵ月頃~)に乳歯が生え始めます。
そして、幼稚園入園(3歳頃)の時期に乳歯が20本生え揃います。
小学校に入学する頃には第1大臼歯が生え始め、どんどん永久歯に生え変わっていきます。
中学校入学の頃に、第2大臼歯が生え、全部で28本となります。
しかし、身長や体重などに個人差があるように、歯の生え変わりの時期にも個人差があります。
気になる方は、一度レントゲンを撮ってもらってください。
目で見えない歯茎の下に永久歯の赤ちゃんが写っていることが確認できますよ!
- 生えたばかりの永久歯のむし歯予防に、シーラントがよいと聞きましたが、本当でしょうか?
- シーラントとは、むし歯のできやすい奥歯の噛み合わせの溝を埋め、むし歯を防ぐプラスチックです。
乳歯の奥に生える永久歯(6才臼歯)は一生の歯並びを決め、噛む能力も最も強い大切な歯ですが、生えたばかりの歯は軟らかく、プラーク(歯垢)がたまりやすくなります。
また、お子様ご自身の歯磨きでは、うまく取れないことが多いです。
シーラントはその溝を埋め、歯をむし歯から守る役目を果たします。
シーラントの特徴は歯を削らないこと。予防効果はかなり高く有害作用はほとんどありません。
ただし、シーラントは歯にくっつけているだけなので、時には破損することが起こります。
そのため、定期健診が必要になります。
親知らずに関するご質問
- 親知らずは抜いたほうがいいのでしょうか?
- 親知らずとは、歯列の1番奥に生える3番目の大臼歯のことで、上下左右で4本あります。
親知らずは誰もが生えるものではなく、まったく生えない人やすべて揃っていない人も多いです。
もし、正常に親知らず4本とも生えてきたら、他の歯と同じように大切にして下さい。
問題はきちんと生えていない親知らずの場合です。
例えば、歯茎の横から生えてきたり、生えそこなって歯茎の中で横向きに潜ったままになっている状態です。
親知らずがきちんと生えなかった場合、食べ物のカスなどがたまりやすく、歯ブラシも届きにくいため、虫歯になりやすくなります。
また、、親知らずのせいで歯肉炎を起こしたり、隣の歯を押して歯並びや噛み合わせを悪くする、といった症状を引き起こすことがあります。
虫歯になったり、他の歯や顎の関節に負担をかけている時などは抜いたほうが良い場合がありますが、他の奥歯が助からない時に親知らずを移植するために残しておくこともあります。
どのような判断が正しいのか分からない場合は、当院へ一度ご相談ください。
- 「親知らず」が上手に磨けません。どうしたらいいですか?
- 「親知らず」は一番奥に生えてくるために、内頬が邪魔をして、普通の歯ブラシのヘッドでは毛先を歯に当てることができません。そのため、、汚れが溜まり、虫歯のリスクが高まります。
早めに抜歯したほうが良い場合もありますが、トラブルがなければ、「抜きたくない・・」という方へ、ワンタフトブラシという、毛束が1つで先が三角の形をしたとても小さな歯ブラシがあります。
これを、鉛筆を持つようにして柄を持ち、歯と歯ぐきの境目をなぞるように磨くと効果的です。
親知らずの他に、歯間や歯並びが悪く歯ブラシでは磨き残しやすい所にも適したブラシですので、ポイント磨き用として1本持っていると重宝します。
虫歯に関するご質問
- 上の歯の治療なのに、下の歯も治療するのはなぜでしょうか?
- 上の歯に対して下の歯(対合歯といいます)を削る場合、次のことが考えられます。
かぶせ物や詰め物などの修復物を作る時、上下の歯の間に修復物を作れるだけのすき間が必要となります。
しかし、治療する歯をすき間が確保できるまで削ると神経が露出してしまい、治療する歯の神経を抜かなければなりません。
この場合、、神経を残すために対合歯を削ることで、すき間を確保する処置を行います。
もう一つのケースとして、治療する歯の長さが短すぎてこれ以上削るとまっ平らな歯になってかぶせができず、装着してもすぐに脱落する恐れがある場合、維持力(治癒する歯の長さ)を確保するために対合歯を削ることもあります。
虫歯でない歯は削らないことが原則ですが、対合歯を削らないことで発生するデメリットが大きい場合には、対合歯を削らざるを得ない場合もあります。
- 最近、歯がしみることがあります。これってむし歯ですか?
- 確かに、むし歯になると冷たいものを飲んだりするとしみることがありますが、しみるからといってそのすべてがむし歯であるとは限りません。
むし歯以外の歯がしみる原因のひとつに、知覚過敏があります。
これは強い力で歯磨きをしていると、、歯の表面がだんだんと削れていき内側の象牙質がむきだしになった時や、歯周病が原因で歯肉が下がり、歯の根が外から見えるようになった時に起こる場合があります。
むし歯でも知覚過敏でも、共に歯の中にある神経が感覚を司っています。
その神経に刺激が強く伝わるようになると、「シミる!」といった痛みを伴うこととなります。
ある程度の進行ならば、減ってしまった歯をレジン(樹脂)などで詰めたり、樹脂を用いてコーティングする、またフッ素を配合したセメントを使用して外の刺激を遮断するなどの治療を行い、症状を緩和します。
レーザーを当てて症状を軽くすることもあります。
むし歯か、知覚過敏かはご自身では判断しづらいものですので、気になる方は一度当院へご相談ください。
ホワイトニングに関するご質問
- 歯が少し黄ばんできたのですが、ホワイトニングで白くなりますか?
- ホワイトニングをすることにより、現状の歯の色と比べ、歯を白くすることができます。効果は元の歯の色によっても異なりますので、個人差があります。
ホワイトニングは「歯を溶かす」、「歯を削って白くする」など、歯にダメージを与えるのではないかと心配される方がいますが、ホワイトニングは薬剤に含まれる過酸化水素や、過酸化尿素が、歯の内部の色素を分解することによって歯を白くするため、歯医者の指導の下に治療を行えば、歯を傷つけることはありません。
ホワイトニング後にフッ化物を作用させた場合、通常よりもフッ化物を取り込みやすい状態になるため、耐酸性が向上し、むし歯予防の効果もあるとされています。ただし、保険は適用されません。
- ホワイトニングできない場合はありますか?
- 妊娠中や授乳中の方、知覚過敏のひどい方はホワイトニングをお勧めできません。
また、エナメル質形成不全症の歯や象牙質が露出している歯、その他変色の原因、状態によってはホワイトニングの効果が期待できない場合があります。
まずは一度当院へご相談ください。
- 歯を白くするには市販の歯磨き粉ではだめですか?
- 歯の色は表面のエナメル質だけでなく、内部の象牙質の色も関係しておりますので、表面のエナメル質を磨いても白くならない場合があります。
また、研摩剤入り歯みがき粉で磨きすぎると、エナメル質が削れてしまう可能性があるので、返って歯を黄色くする原因にもなります。
予防歯科に関するご質問
- 歯の平均寿命ってどれくらいでしょうか?
- 歯の平均寿命(歯が生えてから失うまでの年数)は前歯(61~66年)と奥歯(50~58年)でだいたい16年ほどの差があります。
日本人の平均寿命より寿命は短く、特に奥歯は力がよくかかり、食べ物をよく噛み、すりつぶす役割がありますので、早くに失う可能性の高い部分となります。
歯を失う原因のほとんどは、むし歯と歯周病によるものです。むし歯や歯周病の原因はプラーク(歯垢)であり、歯ブラシでも磨きにくい奥歯や歯と歯の間に溜まりやすくなっています。
出来る限り歯の寿命を短くしないよう、自分の歯を大切にして、入れ歯やインプラントのリスクを抑える必要があります。
- むし歯の予防にフッ素が良いと聞きますが、その効果とは?
- 人体の中で、最も硬いとされる歯もむし歯菌が出す酸によって溶かされてしまいます。
ミネラル(無機質)の一種であるフッ素には、エナメル質と呼ばれる歯の表面の歯質を強化する働きがあります。
また、酸で脱灰(表面が溶けた状態)した歯の再石灰化(修復)の役割も果たします。
フッ素は歯に塗布したり、フッ素入りの洗口液ですすぐなどして処置を行います。
こうして、エナメル質を強化した歯は酸に対する耐性が高まり、むし歯になりにくくなるのです。
特に、生えたての子どもの歯はむし歯になりやすいため、早い時期にフッ素を塗布することが効果的といえます。丁寧なブラッシングとフッ素塗布により、高い予防効果を期待することができます。
口臭に関するご質問
- 気になるお口の臭い「口臭」って?
- 口臭の原因としては、主に次の要因が挙げられます。
① 臭いの強いものを食べる
② 口腔内が汚れている
③ 内臓疾患がある
説明として、①ではニンニクなどの臭いの強い飲食物を口にすることが原因で発生するものです。
一時的な場合が多く、特に問題はありません。
②では口臭の原因物質が口腔内の細菌を形成したケースです。
細菌が口腔内のタンパク質を分解すると、臭いの原因となる物質である揮発性の硫黄化合物が形成されます。
硫黄は温泉の湯気にも含まれていますので、臭いの強さはお分かりいただけると思います。
口腔内が汚れていると細菌数が増え、同時にタンパク質も増えるため、臭いを発する物質がたくさん作られ、結果として臭いの原因となります。③は全体の数%しかないと言われています。
また、それほど臭いが強くないにも関わらず、自分が臭いと感じる方がいます。これは『口臭恐怖症』と呼ばれるメンタル面の比重の高いものです。
口臭はむし歯と違い病的な状態が判断しにくいものです。
しかし、むし歯や歯周病のサインとなっている場合もありますので、気になる場合には放置しないほうが良いでしょう。
- 今日からできる口臭対策!口の臭いを減らすにはどうすればいいですか?
- 口臭の主な原因は、細菌の作り出す硫黄化合物を含むガスです。すなわち、その細菌を減らすことができれば、口臭をおさえることができます。
細菌は口腔内のいたるところに住みついていますが、口臭を抑える上でターゲットにするべきは「舌」です。
特に舌の後方2/3の部分には細菌が多く集まりやすいため、そこにたまった汚れを舌ベラや舌ブラシで除去すると、口臭を減少させることができます。
細菌は、唾液が減少する就寝中に臭いを作り出しますので、朝起きたときがもっとも臭いが強くなります。舌を清掃する際は、朝起きたときの食事前が望ましいといえます。
原則として、舌清掃の頻度は1日1回が原則です。あまり強く磨きすぎたり、1日に何度も清掃すると、舌が傷ついてしまいます。出血などがあればすぐに中止しましょう。
数回清掃したらゆすぎ、汚れがついてこなくなったら終わりです。
- ガムで口臭は解決できる?
- ガムは一時しのぎとして有効ですが、根本的な解決には至りません。口臭用のうがい薬も同じといえます。
多くの口臭の原因は、食べカスの磨き残しであったり、歯垢・むし歯・舌苔(舌に発生する苔)や歯周疾患など、口腔内の細菌が発するガスが臭いの元です。
また、唾液の分泌不足も口臭の原因の一つとなります。
唾液の浄化作用は口臭予防に不可欠です。ガムは、唾液の分泌を促す手助けになります。
疲れや体調不良は唾液の減少につながります。また、肉や油分の多い食事も口臭の原因になります。
ただし、口臭対策の決め手となるのは、十分なブラッシング(歯間ブラシやフロスも活用しましょう)とむし歯・歯周疾患の治療、そして食事、睡眠の見直しです。
その他一般的なご質問
- 歯ブラシはどのようなものを使えばいいですか?
- 歯ブラシの種類は年齢・口腔内の状態によって使い分けると良いです。
一般的に使用されている歯ブラシは、少し大きいものが多いです。小さめのナイロン製で毛先が丸く加工してある歯ブラシがお子様用も含め、良しとされます。
歯周病の方は歯ぐきに当たっても強く刺激されない柔らかい毛先の歯ブラシを、また歯並びのあまり良くない方は歯を1本1本磨くことのできる小さい毛先の歯ブラシなど、ご自身のお口に合った歯ブラシを使ってみてください。
また、歯と歯のすき間を掃除するフロス(糸ようじ)や歯間ブラシなども歯ブラシでは届かない汚れを取ることができますので、ぜひ試してみてください。
自分の口の中の状態がわからない・・・という方は当院にご来院いただいたときに、先生や衛生士さんに一度聞いてみてくださいね。
- 歯磨き粉は、どれくらいの量をつければいいですか?
- 歯磨きを行う際、多くの方が歯磨き粉をお使いだと思います。
時折、歯磨きの時に歯磨き粉をたっぷり歯ブラシにつける方がいますが、実は、歯磨き粉はつけなくても、きちんとした磨き方を知っていれば歯垢をしっかりと取る事ができます。ということは、歯磨き粉はつけなくてもいいというのが答えです。
しかし、コーヒーや喫煙での着色が気になるという方は歯磨き粉を使うときれいにすることができます。
その時に歯磨き粉を使う量は米粒1粒くらいで十分です。
また、むし歯予防としてフッ素が入っている歯磨き粉は少しでもお口の中に残っているほうが、効果があるので少し多めにつけるのがいいかもしれません。
このように、自分の目的によって量を加減して使うのが大切です。
毎日歯磨きしているけど、口の中に泡が広がって磨いた気になっている方は要注意です。
お口の中はスッキリしているけど、肝心な汚れは残ったままでは本来の歯磨きの意味がなくなってしまいます。
歯磨き粉の量も大切ですが、まずはかかりつけのクリニックできちんとしたブラッシングの方法を習って本当の歯磨きを覚えるとよいでしょう。
きっといつもと違ったスッキリ感を実感できるはずです!
- 歯がグラグラす動きますが止まりますか?
- 歯は健康な状態でもわずかに動きます。これを生理的動揺といいます。
しかし何らかの原因によって、生理的動揺の範囲を超えて動き出してくることを、病的動揺といいます。
病的動揺の原因は、歯周病、歯根の炎症、歯の破損などが挙げられ、歯周病が原因で動揺してくることが大半と思われます。治療をすれば動揺が止まる場合もありますが、そのまま止まらないこともあります。
治療で動きが止まらなかった場合には、そのまま定期的に様子を見たり、隣の歯と連結させる、固定や被せなどで補うこともあります。
動きが大きすぎる場合は抜歯ということもあります。動揺は歯や歯の周りの組織が何らかの病気になっている、ひとつの目安です。
病気が進行しないように早期診断、治療をお勧めします。
- 喫煙(たばこ)は歯に悪いとは本当ですか?
- たばこを吸うと歯に茶色いヤニ(発ガン物質)が付着し、歯ブラシではなかなか取れませんね。
見栄えも良くありませんが、歯肉も黒ずみ、ガンになるリスクが高くなります。
歯肉のみでなく、舌、口底、頬粘膜などにガンやその前兆の白板症が6倍も高く発症します。
さらに、近年では特に注目されているのは、喫煙が生活習慣病の中で歯周病の最大の危険因子であると言われています。
アメリカの大規模な疫学調査では、歯周病の人の42%(460万人)が現在吸っている煙草で、また11%(160万人)が以前に吸った煙草が原因でガンになっていることが明らかにされています。
一生自分の歯で食べられるよう、たばこは止めておいた方がいいと思われます。
- 妊娠中の口腔ケアは大事なの?
- 歯周疾患は早産や、低体重児出産のリスクを高める原因となります。
妊娠中の口腔ケア指導は、出産時のリスクを減らすだけでなく子どものむし歯予防にもつながり、産科・歯科の連携が大切といえます。
赤ちゃんの乳歯は妊娠中に作られ、口腔ケアの指導を妊婦さんが受けることは、早産のリスクを減らすだけでなく、将来の赤ちゃんの歯の健康にもつながります。
「妊娠したら歯が弱くなる」は間違いです。
つわりや育児で口腔ケアが十分にできなくなり、妊娠・出産でむし歯になる人が多いようです。
赤ちゃんに母乳やミルクを与えたら、お口の中をきれいに清掃してあげましょう。
- 歯がしみるのはどうして?
- 歯がしみる原因はいくつかありますが、もっとも多い原因としては、歯の表面にあるエナメル質という歯質が減退していることが挙げられます。
エナメル質が減少すると象牙質が露出してしまい、歯の神経を刺激し知覚過敏を引き起こしてしまいます。
噛み合わせ・歯ぎしりに問題があるケースや、ブラッシングで力を入れすぎたり研摩剤入りの歯みがき剤で磨きすぎると、エナメル質が削られ、知覚過敏を引き起こしやすくなります。
また、酸性食品の過剰摂取によって、エナメル質が溶ける「酸蝕歯」もエナメル質減退の原因の一つです。
まずは、クリニックで症状の原因を診断しましょう。
噛み合わせの調整やマウスピースの装着が必要な場合もあれば、ブラッシング方法を改善すれば済むこともあります。
お早めにご相談ください。